貴金属を買取に出すときのポイント
最終更新日 2023年3月13日 by ommuni
大事にしていた貴金属を手放すことには抵抗があるかもしれません。
思い出がつまっていることもあります。
誰かにプレゼントされたなら、いつまでも手元に置いておきたいと思うでしょう。
買取に出す背景にはさまざまあります。
中には仕方がないこともあります。
経済的な理由から、どうしても現金が必要になり大事にしていたアクセサリーを換金することがあるでしょう。
背に腹は代えられませんから、今日のご飯さえない場合には仕方がありません。
子供がお腹を空かせているなら、なおのことそう言えます。
パンデミックの影響で、少し前にはドラマの世界の話であったことが現実になっています。
どのような状況であっても、買取に出す際には一円でも高く買ってほしいと思うことでしょう。
目次
貴金属を一円でも高く買ってもらうポイント
そのためにはいくつかのポイントがあります。
貴金属が入っていたケースを一緒に買取に出す
一つは貴金属が入っていたケースを一緒に買取に出すことです。
ケースなんて必要だろうかと疑問に感じるかもしれません。
ケースがあることで商品価値は一層高まります。
ケースがないというのは、額物のない絵画のようです。
絵画そのものにも価値がありますが、一枚だけ存在しても見栄えがしません。
額縁に入ることで、一層魅力的に見えるでしょう。
恋人がプロポーズをするときにも、婚約指輪をケースに入れて使用します。
もしも指輪だけを差し出すなら、価値は半減するはずです。
同様に貴金属の場合も最初に購入したケースに入れていた方が価値があります。
なんのケースにも入っていないなら、盗難品にも見えるかもしれません。
鑑定書をつける
別のポイントは鑑定書をつけることです。
鑑定書は大抵の場合、別の場所に保管していることが多いです。
忘れずに鑑定書を一緒に提出しましょう。
買取のお店にはプロの鑑定士がいます。
それでも鑑定書があることで一層プレミアムがつきます。
消費者にとっても鑑定書があることで一層信頼感を持ちます。
状態を良くしておく
別のポイントは状態を良くしておくことです。
本体に傷がつかないように、柔らかい布で磨きましょう。
査定は人が判断しますから、第一印象はとても大事です。
箱も衛生的な状態に保つ必要があります。
見た目で不潔な印象を与えるなら、価格が下がってしまうことになりかねません。
査定に出してみる
自宅の引き出しに、忘れかけていた貴金属があるかもしれません。
自分の趣味でもないから、使ったこともないでしょう。
誰かにあげるわけにもいきません。
価値があるかどうかもわからない場合は、査定に出してみましょう。
思わぬ高値になることもあります。
種類によっては、二束三文にしかならない場合もあります。
そうなると子供の玩具にしかなりません。
あるいは思い切って処分できるでしょう。
中古品販売アプリで販売する
さらには中古品販売アプリで販売する方法もあります。
石には価値がなく土台なら、多少の価値があるという鑑定結果が出る場合もあります。
また、店によっては買取価格に差がありますので複数のお店に問い合わせるのも賢明です。
少しでも高値で買い取ってもらいたいなら、手間を惜しむことはできません。
写真を送るだけで鑑定してくれるお店もあるので便利です。
現金はいくらあっても困りませんが、貴金属は時間と共に価値がなくなることがあります。
アクセサリーのデザインにも流行がありますから、時代遅れだと安く買い取られることもあります。
いくら高価なアクセサリーであっても、いつも同じものを身に着けるわけにはいきません。
ファッションに合わせて変えないと、不自然になります。
手元や首元だけがセレブというのは奇妙です。
靴やバッグもそれに合わせる必要がある
高価な貴金属を身に着ける場合は、靴やバッグもそれに合わせる必要があります。
それだけの経済的余裕があるなら問題ありませんが、余裕がないなら生活レベルを落とさなければいけません。
状況が改善されるまでは、以前のようなライフスタイルをあきらめる必要もあるでしょう。
ある女性は婚約指輪を査定に出しました。
大事にしていたけれど、年齢的なこともあり身に着けることはほとんどありません。
見た目は美しく輝くサファイヤです。
購入当時はかなり高額でしたが、査定では数万円にしかなりませんでした。
宝石は購入時は高額ですが、かなり値段が下がるケースがあります。
女性ががっかりしたのも当然です。
婚約指輪をもらったという思い出だけが残りました。
結局売りに出すことはあきらめて、親しい友人に譲ることにしました。
もらった別の女性はたいそう喜んで大事にしています。
まとめ
お金には変えられませんでしたが、誰かが喜んで使ってくれるならそれで十分でしょう。
金や宝石の価格は変動しますから、購入時よりも下がることはあります。
金の場合は、一度溶解させる必要があるので実質はわずかです。
全体の重さがそっくりそのまま、金の値段として買い取られるわけではありません。
アクセサリーには金具や装飾品、土台がついています。
純粋に金の部分は想像以上に少ないのが現状です。
金の延べ棒のように全体量に価値があるわけではありません。