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【保存版】プロパンガスを利用するメリット・デメリット

「プロパンガスと都市ガスはどう違うの?」
「プロパンガスのメリットを知りたい」
「長野県のプロパンガス会社を探している」

プロパンガスというのは、液化石油ガスのことで英語で「liquefied petroleum gas」と表される「LPガス」あるいは「LPG」と呼ばれることもある存在です。
なお、液化石油ガス自体はプロパンやブタンなどの天然ガスを圧縮することで、常温で液化した状態にされたガス燃料と言えます。
そんなプロパンガスは、日本では給湯器やコンロなどの家庭用や業務用ガス機器の燃料として使われたり、タクシーや火力発電の燃料として使われています。
ただ、一般家庭での使用に目を向けると、その差は大きくないものの、都市ガスの方が10%ほど、そのユーザーが多いのが現状です。
このように都市ガスの方がユーザー多い理由には、料金設定の高さが大きく影響していると言われています。

【関連】長野県長野市のプロパンガス会社と一番安いガス料金【まちがす】

LPガスが都市ガスよりも料金が高い理由

そもそも都市ガスは、地面に埋まった管を通して直接ユーザーに届けられます。
一方で、LPガスはボンベを使って人力で各家庭に配送せざるを得ません。
そのため、ガスそのものの代金に加えてこの配送料が常にかかり続けてしまいます。
この配送にかかる人件費やガソリン代、車代などが上乗せされるため、都市ガスよりもその料金設定は高くなりがちです。
実際に、関東地方でのガス代に目を向けると、基本料金は2倍近く都市ガスより高くなっているのが一般的です。
また、LPガスには料金に関する法的な規制が一切ない点にも注意が必要です。
つまり、この事実は、それぞれのガス会社が独自にその料金を設定することができる、ということを意味します。
また、消費者によって、あるいは営業地域によって全く違った料金で同じガスを販売することも一切法に触れることはありません。
このような背景から、LPガスの販売業者の多くは、そもそも価格競争をすること自体を避け、お互いの顧客を取り合わないように協定を結び明らかに高めの値段設定でガスの販売を続けてきた歴史があります。

LPガス業界の闇

ただ、そのような高い値段での販売を続ければ、当然ユーザーが離れてしまいます。
解約の危機を感じると、突然根拠のない値下げをしてもらえる。
そのような不透明な料金調整が繰り返されてきた結果、地域やどの事業者から購入するか、あるいは同じところから買っているにも関わらず顧客によってその値段の格差が広がり、消費者から不信感を抱かれがちな業界になってしまったと言われています。
加えて、ガス料金の公開も特に義務付けられてはいません。
結果、消費者は不当な料金設定をされていたとしてもその事実に気づきにくく、本来あるべき保証がされていない状態が長く続いてしまっていました。
この点については2017年に国が「取引適正化ガイドライン」を制定したことを受け、少しずつ店頭やホームページで標準価格のメニューを公表する業者は増えつつあるのも事実です。
ただ、ガイドライン自体に法的な義務はないため、まだまだその整備が十分とは言えない状態が続いていると言わざるを得ません。

LPガスは石油同様ほぼ海外からの輸入に頼っている

さらに、その値段の不明瞭さには、そもそもの料金の変動幅が大きい、という性質も大きく影響しています。
これは、LPガスは石油同様ほぼ海外からの輸入に頼っているので原油の価格や為替レートなど、さまざまな要因によって価格が大きく変動します。
ただ、多くの業者はいちいちその変化に合わせて販売価格を変えることはしません。
その結果、消費者が今の適正価格をタイムリーに知る術はなく、自由料金で請求されても文句を言いにくい販売店にとって好都合な状態が続いてしまっています。

プロパンガスを利用するメリット

ただ、このように料金の面で大きなデメリットを抱えているプロパンガスではあるものの、その利用に多くのメリットがあるのも事実です。
たとえば、前述した通り、都市ガスはガス管が家まで通っていなければ使うことはできません。
一方で、LPガスは容器に充填すれば全国どこでも使えます。
簡単な容器やメーターの設備さえ付けてしまえば、どこでもすぐに使用を開始することができます。
この特徴は、特に地震大国である日本においては大きなメリットです。
これは、地震などが発生して万が一都市ガスが供給されなくなっても、LPガスを普段から使っている場合外部からの接続の復旧を待つことなくガスの供給を受け入れることができるためです。
また、酸性雨の原因となる硫黄酸化物の排出が少ない点も魅力です。
しかも、地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出も少ないため、地球に優しいクリーンなエネルギーと言えます。
さらに、発熱量の高さも魅力です。
燃やした時に発するエネルギー量は都市ガスの約2.2倍を誇ります。
要は、LPガスを使って水を10分沸騰させた際都市ガスを使うと22分もかかることになります。
ゆえ、実際に火力が求められる中華料理店や天ぷら屋、ラーメン店などではLPガスが使われていることが多いです。

まとめ

このようにプロパンガスにはデメリットもあればメリットもあります。
その特徴を知った上で、上手に活用することが重要です。