みなさんも一度はテレビコマーシャルやインターネット上の広告、あるいは街頭で「ユニセフ募金」という名を目にしたことがあるのではないでしょうか。
一方で、その名は聞いたことがあるものの、その存在に対してなんとなく発展途上国の子供の支援ができる募金というレベルの知識しか持っていないという人も多いのではないでしょうか。
そこでここでは、そんな身近な存在でありながらその内容を実は知らない人が多い「ユニセフ募金」について、特にその使い道や募金方法などを紹介します。

たった100円の募金でワクチン6回分

たとえば、たった100円であってもその募金は、ポリオから子供を守るためのワクチン6回分にもなります。
あるいは、重度の栄養不足からの開腹に役立つ栄養治療食3袋、下痢で身体から水分がなくなり最悪の場合命を失う事態に陥ることを防ぐための経口補水塩であれば14袋などの寄付が可能です。
実際にユニセフが支援している国や地域において、数千万人にもおよぶ子どもの三種混合ワクチンを3回摂取を実施したり50カ国以上の重度の栄養不足の子供数百万人以上の治療を行いそのうちの8割あまりの完全回復を成し遂げたり1000万人以上の子供の学用品の支援などの実績を、誇っています。
なお、より詳細な情報はユニセフのホームページ上にも記載されており、支援を必要としている子供のためにユニセフ募金が少なからず役に立っていることを知ることができます。

ユニセフ募金における具体的なお金の流れ

そんな本募金における具体的なお金の流れとしては、まず最初に寄付したお金は一旦日本ユニセフ協会に集められることになります。
そして、日本で集めた寄付のうち8割以上にはそのままユニセフ本部に送金されています。
なお、その詳細は年によって異なりますが、日本のユニセフ募金の総額は数百億円にもおよんでおり、その9割弱が個人からの募金から成り立っています。
また、ユニセフ本部に送金されていない残りの2割弱の部分については、募金活動事業費に15%ほどが使われるほか、そのほか数%については本部業務分担金や事業運営費や人件費などの管理費に当てられます。
その際には、日本などの各ユニセフ協会の国内事業費は募金のうち最大25%の範囲内という協定が明記されていることからも、募金したお金はほぼすべて支援が必要な子供のもとにしっかりと届きます。
なお、各国のユニセフ協会から本部に集められたお金については明確な判断基準が設けられており、その基準に基づきより緊急で支援が必要な国や地域に分配されるのが基本です。
その具体的な基準というのは、5歳未満児の死亡率や所得水準、子供の人口などとなっています。
気になる人は詳細が記載されたHPを閲覧して見ることをおすすめします。

具体的なユニセフ募金の方法

そして、それら基準に基づきお金を受け取った支援先の国や地域なるユニセフ事務所は、より具体的な援助や開発活動に資金を投入します。
そんなユニセフ募金はさまざまな方法で行えるようになっています。
ただし、その際にはその都度金を行う「今回」という方法と継続的に寄付を行う「毎月」があるので募金を行うときには注意が必要です。

マンスリーサポート

たとえば、テレビのコマーシャルで放映されている「つなぐよ子に」のプロジェクトの支援を希望する場合、自動的に毎月決まった額の寄付を行う「マンスリーサポート」を選択することになります。
その際には毎月500円以上の任意の金額をクレジットカードあるいは口座振替を選択することで定期的な寄付を行うことが可能です。
また、定期的にではなくとりあえず1回募金をしてみたい。
そのような場合にはクレジットカードやコンビニ払い、ネットバンキングであればすぐにその募金を行えます。
その際にもインターネット上から500円以上の任意の金額を寄付することができ、その際には支援したいプロジェクトを選んで募金の使いみちをある程度指定することも可能です。
加えて、電子マネーでの送金や携帯電話の料金支払と同時に寄付を行ったり、カードにたまったポイントでも寄付できるケースも存在します。

街頭募金

さらに、このようなインターネットを介した方法だけでなく街頭や店頭、社内や構内設置の募金箱に直接現金を募金することもできます。
みなさんも一度は街頭でその募金活動を行っている姿を見たことがあるのではないでしょうか。
あるいは、すでに街頭などでその募金を行ったことがある方も多いかもしれません。
加えて、遺産、相続財産の遺贈や香典などの寄付や旅行・出張時に余った外国コインの寄付、さらには支援ギフトを選んで購入しそのまま贈ることもでき、もはやインターネットショッピングと同じような感覚でユニセフ募金は行なえます。
なお、その活動に感銘を受けたなら、自ら募金活動を手伝ったり関連イベントに酸化したり自らイベントの企画を通してより積極的にその活動を支援することも可能です。
その活動に興味が湧いた人は、ぜひともまずはその活動の詳細をホームページ上で確認してみることをおすすめします。

 

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